きくばりとは
一次相談は24時間・匿名のAIが受け、判断と対応は人(社労士と会社)が行います。窓口は、顧問の社会保険労務士事務所が提供します。
3つのAI
- 守る
ハラスメント相談窓口AI
従業員が、名乗らずに、24時間いつでもAIに相談できる窓口です。窓口は、顧問の社会保険労務士事務所が提供します。
- AIは話を聞いて事実を整理しますが、ハラスメントに当たるかどうかは判断しません。判断は、人事担当者と社労士が行います。
- 人事担当者に届く相談は2種類だけです。本人が「人事に伝えてほしい」と希望した相談と、命や身体の危険をうかがわせる発言があった相談です。
- それ以外の相談は、顧問の社労士だけが確認します。人事の画面には件数だけが出ます。
- 危険を検知した相談でも、加害者が人事・総務・役員など会社側の人だった場合は、人事には届かず、社労士事務所に直接届きます。
- 相談を始めるときに出る「相談の合言葉」を控えておくと、あとから続きを話せます。
- 支える
保健室AI(なんでも相談)
仕事のこと、人間関係、将来のこと、お金のこと、お客様からの理不尽な言動、心や体のこと。話す内容を限定しない「保健室」です。
- 診断も、ハラスメントの認定も、AIはしません。判断するのは人です。
- 心身・体調の相談には健康助言をせず、適切な窓口を案内します。
- 人事に届くのは、本人が人に伝えてほしいと希望した相談と、命や身体の危険を検知した相談だけです。
- 相談は暗号化して保管され、読めるのは人事担当者と顧問の社労士だけです。運営会社の従業員が相談の中身を見るのは、障害の対応に必要な場合に、顧問の社会保険労務士事務所の事前の同意を得たときに限られ、見た記録が残ります(利用規約 第7条)。
- 相談の記録は、相談者が最後に話した日から5年で削除されます。
- 聴く
パルスサーベイAI
月1回・6問・約3分のアンケートで、職場の状態を数字で見えるようにします。相談が届かない月も、職場のいまが分かります。
- 設問は、eNPS 1問・コンディション2〜6問・自由記述1問(任意)です。
- 誰が何と答えたかは、会社にも、上司にも、社労士にも、運営会社にも分かりません。
- 集計は締切後に出ます。受付中に少しずつ数字が動くと、その差から個人の回答が分かってしまうためです。
- 回答者が5名未満の月は、集計値を出しません。少人数では平均値から個人の回答が復元できてしまうためです。
- 人数(回答率・回答者数)は、いつでも表示されます。未回答の方へのお声がけに使えます。
窓口が機能するための「7つの要件」
窓口は「置く」ものではなく「機能させる」もの。きくばりは、次の7つを備えています。
- 1
判断しない
AIは、ハラスメントに当たるかどうかを判断しません。話を聞いて事実を整理し、判断と対応は人事担当者と社会保険労務士が行います。相談の画面には、常に「最終判断は人事・社労士が行います」と表示されています。
- 2
傾聴と整理
AIが気持ちを受け止めながら、状況を1〜2問ずつ尋ねます。話された内容は、誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どのように、の形に整理されます。相談の中で出てこなかった項目は「(未確認)」と示され、AIの整理であって事実と確定したものではないことが明記されます。
1話す
相談する人が、24時間・匿名で話せます
2AIが聞く
AIは判断しません。傾聴と整理を行います
3人が判断する
判断と対応は、社労士と会社が行います
- 3
意向確認
相談者の希望を確かめます。「話を聞いてほしい」「人事に伝えてほしい」「外部窓口を希望」のどれなのか。会社への伝え方が「匿名のままで」「決めかねている」「未確認」のときは、匿名として扱われます。
- 4
段階的同意
人事担当者に届く相談は2種類だけです。本人が人事への連絡を希望した相談と、命や身体の危険を検知した相談。それ以外は顧問の社労士だけが確認し、人事の画面には件数だけが出ます。相談した人が「会社に知られずに話せる」ことが、この窓口が使われる理由です。
- 5
合言葉による匿名のままの事実確認
人事担当者が画面に書いた確認は、相談者が「相談の合言葉」で窓口を開いたときに、「会社の人事担当者からの確認」として会話の続きに表示されます。名前も連絡先も伝えないまま、事実確認のやりとりができます。ここで使う「相談の合言葉」は、相談者本人だけが控えるものです。会社が全従業員に配る「窓口のあいことば」とは別のものです。
- 6
危機対応の透明性
命や身体の危険をうかがわせる発言があると、会社が登録した通知先メールにお知らせが届きます。そのとき相談者の画面には、いのちの電話・よりそいホットラインなどの公式の相談窓口が、閉じられない形で表示されています。AIは相談者に「会社に知らせた」とは伝えません。相談者を追い詰めないためです。加害者が会社側の人だった場合は、人事には届かず、社労士事務所に直接届きます。
- 7
月次レポート
顧問の社会保険労務士事務所から、毎月レポートが届きます。相談の件数と内訳、職場の傾向、パルスサーベイの数字。相談が0件だった月も、職場のコンディションが数字と言葉で分かります。
他の窓口サービスとの違い
料金の比較ではなく、機能で並べています。
相談窓口のサービスは、名前が同じでも中身が違います。公表されている機能で並べると、次のようになります。
| 機能 | 受付中心の窓口 | 従来の外部委託 | きくばり |
|---|---|---|---|
| 24時間・匿名・文字での対話的な傾聴 | 備えていない | 一部対応 | 備えている |
| 本人の意向確認(聴くだけ/人事に伝える/外部窓口につなぐ) | 備えていない | 一部対応 | 備えている |
| 匿名のまま双方向で事実を確かめられる(相談の合言葉) | 備えていない | 備えていない | 備えている |
| なんでも相談できる広い入口(保健室)とカスハラの受け皿 | 備えていない | 備えていない | 備えている |
| 月1回のパルスサーベイによる予兆の把握 | 備えていない | 備えていない | 備えている |
| 3つを横断する統合診断レポートと、社会保険労務士の毎月の伴走 | 備えていない | 一部対応 | 備えている |
- ○=備えている/△=サービスにより一部対応(受付時間や相談手段に制約があるものが多い)/—=備えていない。
- 「受付中心の窓口」は、通報の受け付けを主な役割とするサービスを指します。「従来の外部委託」は、人が対応する外部委託型の相談窓口です。
- 各サービスの公表情報をもとにした当社の整理です(2026年9月時点)。個別サービスの仕様は変更される場合があります。
「相談の合言葉」で、匿名のまま続きを話せます
上の⑤の仕組みを、もう少しくわしく見ます。
相談の合言葉
相談を始めるときに出る合言葉を控えておくと、あとから続きを話せます。会社が全員に配る「窓口のあいことば」とは別のものです。
- 1相談を始めると合言葉が出ます
- 2控えるのは相談した本人だけです
- 3同じ合言葉で、続きを話せます
いまの窓口が機能しているか、10問で点検できます
導入のご相談・お見積りは、お近くの取扱事務所へ直接どうぞ。当社は問い合わせを仲介しません。
診断結果は保存されません/個人情報は取得しません