書籍のご案内

2026年11月13日 発売予定

書籍『なぜ、社員は相談窓口を使わずに辞めるのか』の表紙

なぜ、社員は相談窓口を使わずに辞めるのか

「規程は作った。窓口も置いた。研修もやった。それでも、社員は誰にも相談せず、退職代行で去っていった」——本書は、この問いから始まります。

2026年10月、カスタマーハラスメント対策が全企業の義務になりました。ただし本当に厄介なのは、加害者が社内にいるハラスメントです。社内の相談経路は、すべて加害者につながりうるからです。

従業員・経営者・窓口担当者——同じ事件を三者の視点からマンガで描きながら、「機能する相談窓口」の要件を積み上げます。本書第2章のチェックリストは、本サイトの無料10問診断でもお試しいただけます。

目次

  1. はじめに
  2. マンガ第1話 窓口はあったのに
  3. 第1章 第1話解説 ハラスメント対応は、もう「義務」である
    • 田村社長は、特別ではない
    • 4つのハラスメント——難しく考える必要はない
    • 2026年10月1日、何が変わったのか
    • 企業がやるべきことは「5点セット」
    • 「外部型」と「内部型」——本書の視点
    • 第1章のまとめ
  4. 第2章 「形だけ窓口」チェックリスト
    • 5点セットの中で、窓口だけが特別な理由
    • 「相談ゼロ」は良い知らせではない
    • 法律が窓口に求めているのは「設置」ではない
    • 中小企業の窓口、4つの型
    • 「形だけ窓口」チェックリスト——10の質問
    • ×がつくのは、あなたの会社が怠慢だからではない
    • 第2章のまとめ
  5. マンガ第2話 外の敵より、中の敵
  6. 第3章 第2話解説 相談者の視点——なぜ、声は上がらないのか
    • 美咲さんは、特別に我慢強い人だったのか
    • 第一の壁——「これは相談していいことなのか」
    • 第二の壁——相談経路が、すべて加害者につながっている
    • 第三の壁——「相談する」こと自体のコスト
    • 第四の壁——人事も外部窓口も、「会社側の人」に見える
    • 時間の非対称——深刻になるほど、話せなくなる
    • 声は、上がらないのではなく、外に出る
    • 第3章のまとめ
  7. マンガ第3話 時限爆弾
  8. 第4章 第3話解説 会社の視点——機能しない窓口という時限爆弾
    • 「知らなかった」は、免罪符にならない
    • リスク①——法的責任は、二段構えでやってくる
    • リスク②——人が採れない、人が辞める
    • リスク③——発覚の形が、最悪になる
    • 発想の転換——窓口は「義務コスト」ではなく「計器」である
    • もっとも苦い問題——加害者が「エース」であるとき
    • 第4章のまとめ
  9. マンガ第4話 窓口という名の孤独
  10. 第5章 第4話解説 担当者の視点——窓口という名の孤独
    • 山口課長は、悪者だったのか
    • 問題①——素人が、専門職の仕事を無装備でやらされている
    • 問題②——善意の一言が、二次ハラスメントになる
    • 問題③——抱え込む人の心が、壊れていく
    • 問題④——同期を、裁けるのか
    • 「担当者を鍛える」では、解決しない
    • 3つの視点が、ひとつの結論に合流する
    • 第5章のまとめ
  11. 第6章 一次相談は、AIに任せよう
    • 問いを立て直す——「一次相談」とは何か
    • 候補を並べて、比べてみる
    • 第4の選択肢——AIという「利害を持たない相手」
    • 「AIも、会社が導入したものでは?」——最大の反論に答える
    • 「AIに悩みを話す人なんて、いるのか」
    • 「すべてをAIに」ではない——ハイブリッドという設計
    • 第6章のまとめ
  12. 第7章 相談窓口AIに求められる機能——「AIならなんでもいい」わけではない
    • 汎用のチャットAIでは、務まらない
    • 要件①——判断しないこと
    • 要件②——傾聴し、事実を整理すること
    • 要件③——本人の意向を確認すること
    • 要件④——開示を、段階的に本人が選べること
    • 要件⑤——匿名のまま、事実確認が続けられること
    • 要件⑥——危機対応の例外と、その透明性
    • 要件⑦——会社側が「計器」として使えること
    • 窓口の手前に、もう2つの受け皿を
    • 第7章のまとめ
  13. 第8章 「きくばり」のご紹介——要件の答え合わせ
    • 職場の、かかりつけ
    • 3つのAI——三層の受け皿を、そのまま実装した
    • ハラスメント相談窓口AI——7つの要件との照合
    • 保健室AIとパルスサーベイAI——事件になる前に
    • 従業員が安心して使える、3つの約束
    • 毎月のレポート——経営の計器として
    • 導入の形——顧問社労士とともに
    • 第8章のまとめ
  14. マンガ第5話 もし、あの日
  15. おわりに——窓口は、置くものではなく、機能させるもの

試し読み

本書のマンガの冒頭をお読みいただけます。続きは本書でお楽しみください。

  1. マンガの登場人物紹介(佐藤美咲・田村誠一・岡部隆・山口健一・A社担当者)
  2. 第1話「窓口はあったのに」の扉
  3. 第1話「窓口はあったのに」。従業員45名の株式会社タムラ住建の総務に、退職代行サービスから電話が入る
  4. 第1話「窓口はあったのに」(4ページ目)
  5. 第1話「窓口はあったのに」(5ページ目)
  6. 第1話「窓口はあったのに」(6ページ目)
  7. 第1話「窓口はあったのに」(7ページ目)
  8. 第1話「窓口はあったのに」(8ページ目)
  9. 第1話「窓口はあったのに」(9ページ目)
  10. 第1話「窓口はあったのに」(10ページ目)
  11. 第1話「窓口はあったのに」(11ページ目)
  12. 第1話「窓口はあったのに」(12ページ目)

本書に登場する10問診断は、こちらでお試しいただけます

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